頭皮の構造

育毛を成功させるために、頭皮の構造を知っておきましょう。

 

頭皮は、皮膚の一部です。ですから、頭皮の構造と皮膚の構造は同じです。

 

皮膚は、大きく分けると3層構造になっています。外側から順に、表皮、真皮、皮下組織と呼ばれる層で構成されています。

 

もっとも外側の表皮の層が、一般に皮膚と呼ばれているところです。狭い意味で頭皮は、この表皮の部分を指すことになりますが、ここでは、育毛のために頭皮の構造を考えています。

 

育毛の基本は、頭皮を健康にすることです。この場合の頭皮は、表皮の下の真皮や皮下組織も含めて考える方が分かりやすいし、理にかなっています。なぜなら、皮下組織を毛細血管が通っていて、そこに毛根の根っこがくっつき、髪の毛を成長させる栄養をもらっているからです。

 

頭皮を健康にするというのは、頭皮の血流を良くするということが大切な要素の1つです。ですから、表皮、真皮、皮下組織の3層をあわせて頭皮と考えましょう。

 

頭皮のもっとも外側にある表皮は、さらに4層に分かれます。外側から順に、角質層、顆粒層、有棘層、基底層と呼ばれます。

 

皮膚細胞は、表皮の一番奥にある基底層で生まれ、成長しながら徐々に上へ上へと押し上げられ、有棘層、顆粒層を成しまがら、最後は角質層(角層)となります。

 

角層には、外部からの刺激をブロックし、皮膚や内部の水分を保つ働きがあります。役目を終えた角層は皮膚から剥がれ落ちます。

 

皮膚細胞が生まれ、成長し皮膚表面に押し上げられ、役目を終えてはがれ落ちるまでの一連の流れが、皮膚のターンオーバーです。正常なターンオーバーは、約28日。つまり、およそ28日かけて、皮膚は生まれ変わります。

 

角層が乱れると、皮膚の水分を保てなくなるので、頭皮が乾燥し、硬くなります。毛穴も硬くなり、毛穴に皮脂汚れなどが詰まりやすくなり、髪の毛が成長できにくくなります。

 

ですから、髪の毛を元気に成長させるためには、頭皮の血行を良くして十分な栄養を毛母細胞に与えるとともに、頭皮を柔らかくして、成長しやすい頭皮環境を整えることが大切なのです。

 

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