頭皮が乾燥する原因と育毛

頭皮は、新陳代謝により生まれ変わっています。正常に生まれ変わっているときは、目に見えないほどの細かいフケが出ています。通常、シャンプーのときに洗い流されてしまうため、気づかないことが殆どです。それが、目に見えてフケが出てきたときは要注意。頭皮が異常な状態になっている可能性があります。

 

頭皮が乾燥する原因として、「皮脂の不足」があげられます。皮脂の分泌量は、年とともに減っていきます。年をとると皮膚が乾燥しやすくなるのはそのためです。頭皮も同様です。

 

また、使っているシャンプーやケアの仕方によっては、皮脂を取り除き過ぎてしまい、乾燥しやすくなる場合があります。

 

乾燥した頭皮は硬くなり、毛穴の柔軟性もなくなります。髪の毛が成長できにくくなります。

 

頭皮の保湿力を保つためには、適度な皮脂が必要です。頭皮が乾燥するという人は、シャンプー選びやシャンプーの仕方にも気をつけましょう。

 

さらに、頭皮のターンオーバーの乱れが原因となることもあります。頭皮が乾燥するとターンオーバーが乱れ、ターンオーバーが乱れるとさらに頭皮が乾燥するという悪循環に陥ります。

 

ターンオーバーが乱れるということは、頭皮が健康な皮膚細胞でないということです。つまり、紫外線や外界の刺激物が頭皮の細胞の中まで攻撃してしまう状態で、そうなると、ますます健康な皮膚細胞をつくれなくなってしまいます。

 

また、皮膚細胞が、皮膚内の水分を保つことができず、蒸発しやすい状態にあります。ですから、ますます乾燥しやすくなってしまうのです。

 

ターンオーバーの乱れは、紫外線や外部からの刺激もありますが、皮膚細胞を再生できる栄養が足りないとか、ストレスなどが原因となることもあります。頭皮を健康に保つには、頭皮の部分だけに目を向けるのでなく、体の内部から、つまりバランスの良い食事をとること、ストレスを適度に解消することも大切なのです。

 

頭皮が乾燥するとフケが増える

頭皮が乾燥すると、フケが発生しやすくなります。フケというのは、古くなった角質が剥がれたもの。正常な新陳代謝の結果、だれでもフケは出ています。

 

頭皮が乾燥するとフケが増えるのは、角質層が剥がれやすくなるからです。角質細胞の間を埋めるセラミドなどの細胞間脂質が減っているので、はがれやすいのです。

 

通常は、目に見えないほど細かいので、生活していて気になることはありません。ただし、フケが目に見えて気になるようになってきたら、フケ対策が必要なサインです。

 

フケが増えると、頭皮環境は悪くなっていきます。

 

皮膚常在菌は、フケを栄養としますから、フケが増えると増殖力が高まります。通常の数の常在菌なら問題ないのですが、常在菌が過剰に繁殖すると、頭皮の細胞にダメージを与え、炎症を起こします。

 

細かいフケが多い人は、かゆみを伴っているケースも多く、爪で頭皮に傷をつけてしまっている人も少なくありません。そこから菌が侵入して、さらに頭皮トラブルを多発する原因となります。

 

細かいフケが多い人は、頭皮が乾燥している可能性があるので、使っているシャンプーを見直すなど、頭皮乾燥の対策が必要です。

 

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