頭皮が脂性になる原因と育毛

髪や頭皮にベタつき感を感じる方は、頭皮が脂性になっていると考えられます。頭皮の皮脂が過剰に分泌されているということです。

 

皮脂は毛穴から分泌されます。適度の量の皮脂なら、そのまま毛穴から外に排出されますが、過剰に分泌されると、毛穴の詰まりを引き起こしてしまいます。そうなると、髪の毛は成長できなくなります。

 

頭皮が脂性になる原因としては、シャンプーの仕方がよくなく、皮脂汚れの荒い残しがあげられます。また、シャンプー剤の洗い残しもあるかもしれません。

 

シャンプーのときに、毛穴に詰まった皮脂をマッサージで丁寧に絞り出すように洗うことを心がけましょう。ただし、皮脂をしっかり洗い落とそうと考え、洗浄力の強いシャンプー剤を使うのは考えものです。

 

洗浄力の強すぎるシャンプーは、頭皮を乾燥させ、育毛に悪影響を与えかねません。

 

また、頭皮の乾燥が、逆に頭皮を脂性にしていることがあります。「乾燥しているのに脂性とは、いったいどういうこと?」と不思議に思うかもしれませんが、あり得るのです。

 

皮膚にはバリア機能と呼ばれる、皮膚内部を保護する働きが備わっています。この機能を担うのが、皮膚表面の角層なのですが、角層の表面は、油分と水分がバランスよく混ざり合って膜を作っています。

 

皮膚表面が乾燥すると、皮膚は油分が足りないと感じて皮脂を過剰に分泌してしまうのです。この原理は頭皮でも同じです。頭皮が乾燥を感じると、皮脂を過剰に分泌させてしまうのです。

 

こうして、頭皮の乾燥が、皮脂の過剰分泌という、一見矛盾した現象を引き起こしてしまうのです。

 

ですから、自分はどちらかというと頭皮が乾燥しがちだから、皮脂は心配ないと思っていたら大間違い。乾燥していると思っていた頭の毛穴に、皮脂がビッシリ詰まっているということだってあるのです。

 

さらに、シャンプーだけでなく、食生活も影響します。食事のときに脂っこいものばかりを食べていると、皮脂腺が肥大化し、皮脂が多量に分泌されてしまいます。

 

やはり、バランスの良い食事を心がけることが、育毛にとっても大切です。

 

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